コピー機（複合機）は、企業に欠かせない存在です。
近年登場しているコピー機（複合機）は、コピーだけでなく、スキャンやFAXなど、さまざまな機能を搭載しており、うまく使いこなすことで、さまざまなメリットを享受できます。
この記事では、コピー機（複合機）を使ってできることや、各種印刷の方法について解説します。
便利な機能紹介もしていますので、コピー機を使いこなしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
コピー機（複合機）で出来ること
コピー機（複合機）は、一般的な家庭向けのプリンターとは異なり、多数の機能を搭載しています。できることも幅広く、主に以下の機能を搭載しています。
・コピー（複写）
・プリント（印刷）
・スキャン
・FAX
コピー機（複合機）を利用すれば、これらの機能を一台でまかなうことができます。そのため、FAXやスキャナーなどを個別に用意する必要はなく、コスト面で見ても有用でしょう。
コピー機の基本的な使い方
コピー機（複合機）には、前述した4つの基本機能が備わっています。以下では、各機能の基本的な使い方について解説します。
既存の原稿を複写するコピー機能
コピー機能は、すでにある書類や資料などをスキャンし、複写する機能のことです。書類・契約書の写しが必要なときや、資料を複数人分用意したいときなどに使用します。
コピー機能の使い方は、以下の通りです。機種により操作方法はやや異なりますが、基本的な使用方法に違いはありません。
- スキャナー（ガラス面）へコピーしたい原稿をセットする
- パネルの案内に従って、必要部数やカラーなどをセット
- スタートボタンを押す
コピー機能は多用する機能の一つです。操作方法をしっかりと覚えておきましょう。
端末の文書などのデータを印刷する機能
プリント機能は、パソコンやスマートフォンなどの端末に保存された原稿や、写真を印刷するための機能です。使用の際は、USBケーブルやBluetoothで端末とコピー機（複合機）を接続する必要があります。
プリント機能の使い方は、次の通りです。
- コピー機（複合機）と端末を所定の方法で接続
- 端末から印刷したい原稿や写真を選択
- 詳細設定画面で印刷枚数や用紙などを選ぶ
- プリントを開始
プリント機能を使用する際は、パソコンなどの端末から印刷の設定などを行います。コピー機（複合機）は操作する必要がありません。
書類などを端末へ取り込むスキャン機能
スキャン機能は、既存の書類や写真をパソコンやスマートフォンなどの端末に取り込む機能です。取り込んだ書類などはデータ化されるため、各種アプリを使用して編集できます。
スキャン機能の使い方は、以下の通りです。
- スキャンしたい原稿をスキャナー（ガラス面）に乗せる
- パネルの案内に従ってスキャン機能を選択
- スキャンしたデータの送信先端末を選択
- スキャンをスタートし、端末にデータが届いているかチェック
一度に複数の書類などをスキャンすることもできます。事前にスキャンする順番をチェックしておきましょう。
両面印刷・複数枚を１枚にまとめて印刷する方法
コピー機（複合機）は、両面印刷や、複数の原稿を1枚にまとめて印刷することも可能です。
機種によって異なりますが、両面印刷は主に以下の流れで利用できます。
- 用紙がセットされていることを確認
- パネルからコピー機能を選び、「両面」や「片面→両面」などを選択
- 開き方向や仕上がり状態を、案内に従って設定
- 原稿をセット
- スタートや開始ボタンを押し、コピーを開始する
機種によっては、先にスタートボタンを押下し、その後原稿をセットする場合もあります。
複数の原稿をまとめて印刷する際は、次の流れで行います。
- スキャナー（ガラス面）に原稿をセット
- パネルからコピー機能を選択し、用紙などの設定を行う
- 1枚に集約する原稿の枚数を選ぶ
- スタートボタンや開始ボタンを押し、コピーを開始
集約枚数は2枚か4枚、8枚の3つが一般的ですが、機種によっては6枚も用意されています。
知っていると便利な機能一覧
コピーやスキャン機能以外にも、コピー機（複合機）は多くの便利機能を備えています。以下はその一例です。
・OCR機能
・製本印刷
・留め置き機能
・仕上げ（折り）機能
・スタンプ機能
・地紋印字機能
・インターネットFAX
具体的な機能は、コピー機（複合機）の機種により異なります。気になる方は、導入時や使用時に確認をおすすめします。
コピー機（複合機）もサブスクで
さまざまな機能を搭載しているコピー機（複合機）は、それだけ導入費用が高額になる傾向があります。中古でも相応の値段がするため、費用を抑えるなら「サブスク」の利用を検討しましょう。
サブスクサービスで、ぜひご利用いただきたいのが「PODWORK」です。
PODWORKは、1日100円から利用できるコピー機（複合機）のレンタルサービスで、初期費用も送料のみと、コスト面で負担なく利用できます。
自社のコピー機（複合機）の利用頻度により、4つのプランから自社に合うものを選ぶことができ点もポイントでしょう。
プランの詳細や料金などは、下記よりチェックしてみてください。
